PS vita cfwくるか?
いつものCFW記事です。
12月17日に、PSVitaが発売されました。
そのPSVitaで、PSPのようにCFW/LCFW/HENは導入できるのか。
また、導入できるとすればどんな方法になるのか。
さらに、導入できないのならば何故なのか、などをいつもどおりさらっと解説していきます。
・PSVitaと『CFW』
このブログに来てくれている人なら既に知っていると思いますが、
PSVitaはPSP・PSPGoの後継機種であり、物理的な互換性はありません。
故に、今までのHackの方法であった、
SanDisk MemoryStick ProDuo サンディスク メモリースティック ProDuo 8GB(アダプター無し)
このようなメモリースティックをMMS化し、
白 2in1 ジグキックバッテリー PSP1000/2000 用
出版社/メーカー : COX
このようなパンドラバッテリーでCFW導入と言ったことはできません。
(バッテリーの形状も規格も、メモリースティックの形状も規格も、それぞれ違う為です)
さらには、
TIFF画像の脆弱性をついてHENを起動するという方法や、
体験版ゲームのセーブデータ関連の脆弱性をついてHENを起動する方法は既に対策済みで使えません。
現在主流である自作アプリに署名してCFWを導入せずに様々なことをするという方法は使える可能性もあるかも知れませんが、当然対策はするでしょう。
先ほども述べたとおり、PSVitaとPSPは別物です。
つまり、上記の方法は使えないと考えたほうがいいです。
PSP-1000とPSP-3000のような違いではなく、
PS2とPS3というような、明確な違いがそこにはあります。
・新たなる方法の確立と、さらなる対策
関連ニュースを見ている方はご存知でしょうが、
PS3/PSPHackは物議を醸しています。
そのため、世界中のHackerたちは辛い立場に追いやられかけているところです。
先日、PSVitaのファームウェア展開ソフトがリリースされましたが、
これは『ハッカーによる「これからもハックを続ける、続けよう」という宣言』であることが明らかになりました。
つまりこれは、
『PSVitaのハックは出来るかどうかわからない。だけどやる』という宣言に他なりません。
それらのことから、タイトル『PSVitaでCFWは導入できるのか!?』という疑問に答えるならば、
『今はできない、だけどきっとできるようになる』ということしか言えません。
改造やチートを期待してこのブログにやってきている方も少なくはないでしょうが、
そういう方は世界中のハッカーのはたらきに期待しましょう。
(決して彼らのブログやTwitterに凸ってはいけません、過去にそれが原因でプロジェクトを離脱したハッカーも存在します)
また、改造やチートを期待していない方も知っておいてほしいことがあります、
ネット企業とハッカーの緊密な関係(外部記事)を読めば大体わかると思いますが、
『ハッキングは悪いことではないし、時と場合によっては良いことになりうる』ということです。
(PSPハック、PS3ハック、PSVitaハックは上記記事の場合には当てはまらないと思いますが、『ハッカー=悪』という認識は間違っているということを知ってもらいたかったのです)
冗長になってしまいましたが、
とにもかくにも明日、PSVitaが発売します。
売上やスペック、ゲームの面白さが気になるところです。続報を待ちましょう。